夫婦円満調停とは?~修復を望む人のための制度~

こんにちは。
夫婦カウンセラーの北村です。

「夫婦関係を修復したいけれど、どうしても話し合いがうまくいかない…」

そんなときに利用できるのが、
家庭裁判所の「夫婦円満調停(正式名称:夫婦関係調整調停)」です。

修復カウンセリング



◆夫婦円満調停とは?

夫婦円満調停とは、夫婦の関係がぎくしゃくしたときに、
裁判所の調停委員が間に入って、関係の修復をサポートしてくれる制度です。

申立時には「離婚調停」か「円満調停」かを選択でき、
円満調停は「もう一度関係をやり直したい」「離婚すべきか迷っている」方が利用します。

また、別居中で「再同居を考えている方」や、
「暴力・モラハラなどの問題を抱えながらも関係を立て直したい方」も利用可能です。




◆夫婦円満調停の流れと特徴

夫婦円満調停は、離婚調停と同じように夫婦別室で行われます。
そのため、相手と顔を合わせる必要はありません。

男女1名ずつの調停委員が、双方の意見を聞きながら、
修復に向けたアドバイスやルールの提案をしてくれます。

たとえば、

●円満な家庭を築くよう協力しあう

●ギャンブルを慎む

●暴力を振るわない

●家事・育児に積極的に協力する

●○月○日から同居を再開する など

このような「再出発のための約束」を文書にまとめ、再構築の方向を探っていきます。




◆夫婦円満調停の注意点

ただし、調停での取り決めは「生活費の支払い」などを除き、法的な強制力はありません。
そのため、双方が“修復の意思”を持っていなければ、継続は難しいのが現実です。

また、話し合いが折り合わず「修復不可能」と判断されれば、調停は不成立となり、
相手が離婚を希望している場合は、そのまま離婚調停や訴訟に移行する可能性もあります。




◆夫婦円満調停を考える前に

夫婦円満調停は、あくまで最終手段と考えておきましょう。

できる限り、まずはカウンセリングなどで、自分の気持ちや関係の再構築に向けての準備を整えることが大切です。

焦らず、段階を踏みながら「修復への道」を探していきましょう。

➡夫婦関係を修復したい方へ|離婚を回避して関係を立て直す5つのポイント


➡夫婦関係の修復が難しいケースとは?




夫婦カウンセリングについての記事はこちら

➡夫婦カウンセリングとは?|メリットと修復に効果的な方法



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