すまいる Blog
夫婦関係を修復したい方へ|離婚を回避して関係を立て直す5つのポイント
こんにちは。
夫婦カウンセラーの北村です。
「夫婦関係を修復したい」「離婚を避けたい」とご相談に来られる方が増えています。
しかし、夫婦関係の修復は焦ってもうまくいかないもの。
長年の積み重ねでできた心の溝は、時間をかけて少しずつ埋めていく必要があります。
今回は、離婚を回避し、関係を立て直すために大切な5つのポイントをお伝えします。

1. 夫婦関係を修復するには強い意志と根気が必要
夫婦関係の修復で何より大切なのは、強い意志と根気です。
どんなに厳しい状況でも、「やれるだけのことをやろう」という気持ちを持つことが第一歩です。
「相手次第だから」「もうどうでもいい」といった姿勢では、相手の心には響きません。
また、離婚したい・修復したいという気持ちが日によって変わってしまうと、相手の信頼をさらに失ってしまいます。
2. なぜ離婚ではなく修復したいのかを考える
「なぜ修復したいのか」――ここを明確にすることがとても大切です。
たとえば、
・「まだ相手に愛情がある」
・「家族としてやり直したい」
といった前向きな理由があるのか、
それとも
・「子どものため」
・「経済的な理由」
・「世間体が気になる」
など、外的な理由が中心になっていないか。
もし後者が強い場合、修復は長続きしません。
相手への愛情や尊敬が根底にあるか、今一度見つめ直してみましょう。
3. 反省と謝罪が夫婦関係修復の第一歩
自分の言い分を通す前に、まずは相手の気持ちを受け止め、反省と謝罪を伝えることから始めましょう。
相手が感じている痛みや怒りに共感しないまま、「でも」「だって」と言い訳をしてしまうと、関係修復は遠のいてしまいます。
私のカウンセリングでは、謝罪や話し合いの場面で伝える文章の添削も行っています。
多くの方が「知らずに説得口調になっていた」と気づかれるんですよ。
4. 相手を変えるより、自分が変わる努力を
「どうして相手は変わらないの?」と思う方は多いですが、
実は自分が変わることが、夫婦関係修復の一番の近道です。
自分の考え方や言動のクセを見直し、
相手の感じ方や立場に寄り添う姿勢を持つことで、少しずつ関係が動き出します。
もしDVや依存、うつなどの問題が関係している場合は、専門家の治療やサポートが必要になるケースもあります。
焦らず、自分の内面から整えていきましょう。
5. 夫婦関係の修復は時間がかかるもの。過度な期待は禁物
夫婦関係の修復は、すぐに結果が出ないのが普通です。
努力をしても、すぐに相手が変わるわけではありません。
「もう十分頑張ってるのに」「なんでわかってくれないの」と気持ちをぶつけてしまうと、せっかく積み上げたものが崩れてしまいます。
焦らず、相手への執着や期待を少しずつ手放すこと。
その落ち着きが、相手の心を動かしていくきっかけになります。
夫婦関係の修復は“長期戦”。一人で抱え込まないで
夫婦関係の修復は、短期間では叶いません。
でも、正しい方向で積み重ねていけば、関係は少しずつ変わっていきます。
すまいる相談室では、離婚回避や関係修復を目指す方に向けて、
お一人おひとりの状況に合わせたカウンセリングとサポートを行っています。
どうぞ一人で抱え込まずに、まずはご相談くださいね。
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