離婚=失敗ではない理由ーカウンセリングの現場から/後悔しない選択のためにー

こんにちは。
夫婦カウンセラーの北村です。

離婚を考えるとき、
多くの方が「自分は失敗してしまったのではないか」と自分を責めます。

でも、カウンセリングの現場にいると、離婚そのものが失敗なのではなく、
幸せになれない状態を続けてしまうことのほうが、本人を深く傷つけている
と感じる場面が少なくありません。

離婚


幸せになるための選択肢は、人それぞれ


夫婦関係のゴールは、

・離婚しないこと
・何が何でも修復すること

ではありません。

大切なのはその人自身が、

・安心して暮らせているか
・自分を大切にできているか
・これ以上、自分を削らずにいられるか

という点です。

その結果として、修復を選ぶ人もいれば、離婚を選ぶ人もいます。
どちらが正しいかではなく、その人にとってどちらが幸せに繋がるか。

それだけの違いです。


「結婚=幸せになれる」という思い込み


日本では今も、

・結婚すれば幸せになれる
・家族を続けることが正解
・続けること自体が立派

という価値観が根強くあります。

けれど、結婚は幸せを保証してくれる制度ではありません。
結婚によって、安心や尊厳を失ってしまう人もいます。

合わなくなった関係を見直すことは、
失敗ではなく、人生の調整や選び直しに近いものだと私は思っています。


修復が難しくなるケースもある


「できれば修復したい」と考える方は多いですが、
修復が成立するかどうかは、その理由に大きく左右されます。

もし、

・子どものためだから
・生活レベルを下げたくないから
・お金や世間体のために離婚できない

といった理由が中心で、自分自身が心から関係を望んでいない場合、
再構築のプロセスそのものが大きな苦痛になってしまうことがあります。

修復は、我慢すればできるものではありません。

「自分はどうしたいのか」という軸がないままでは、
どんなに正しい方法でも続けることは難しいのです。


「子どものため」という選択について


「子どものために我慢する」という考え方もありますね。

ただ、現場で見ていると、

・会話のない仮面夫婦
・緊張感のある家庭
・どちらかが耐え続けている関係

が、必ずしも子どもにとって安心で健全な環境とは限りません。

子どもは、言葉以上に家庭の空気や親の表情を感じ取ります。

また、モラハラや支配関係を日常的に目にして育つことは、
子どもの人格形成にも大きな影響を与えます。

離婚すること自体が良い・悪いではなく、どんな姿を見せ続けるかという視点も、
一度立ち止まって考えてみてほしい点です。


カウンセリングは「選択のお手伝い」


カウンセリングは、
離婚を勧める場所でも、修復を押し付ける場所でもありません。

ご本人が、
何が苦しいのか、何を望んでいるのか、どんな未来を選びたいのかを整理し、
自分で選択するためのお手伝いをする場所です。

私は「自分らしく生きる」という言葉が好きです。

離婚でも、修復でも、
幸せの形は他人が決めるものではありません。

あなた自身が、納得できる選択をすることが何より大切だと思います。

➡修復か離婚か迷っている方へ|「選べる状態」を作るカウンセリング



夫婦関係カウンセリング
すまいる相談室

離婚カウンセリング
夫婦問題カウンセリング