「普段は優しい」は夫婦関係の評価にならない理由 | モラハラ支援の現場より

こんにちは。
夫婦カウンセラーの北村です。

夫婦関係のご相談で、よく出てくる言葉があります。

「でも、普段は優しい人なんです」

この言葉が出たとき、
私は必ずある視点を大切にしています。

モラハラ



それは――
“思い通りにならないときに、どう振る舞うか”
ここが本当の評価対象だということです。

人は機嫌がいいとき、
自分にとって都合のいいとき、
穏やかでいられます。
機嫌がいいときに優しいのは、評価基準にならないのです。

問題は、
機嫌が悪い時に支配を使うかどうかです。

・意見が通らないとき
・相手が反対したとき
・思い通りにコントロールできないとき
・怒りを感じたとき

その瞬間にどうなるか。
そこに、その人の本質が出ます。

怒りが「支配」に変わるのか。
黙らせるのか。
無視するのか。
脅してくるのか。
誰かと比較して傷つけるのか。
それとも一度立ち止まれるのか。

ここが、夫婦関係修復の分かれ道です。

私は初回のカウンセリングで、
いきなり断定はしません。

でも、種は置きます。
「普段優しいことと、怒ったときの態度は別ですよ」
それだけです。

その場では響かなくてもいい。
否定されたと感じさせない距離で、構造だけをそっと示す。
気づきは、後からやってきます。

夫婦関係は、
機嫌のいい時間だけで測るものではありません。

本当に大切なのは、
関係が揺れたときにどう戻れるか。

それができないなら、
いくら普段が優しくても、
安心できる関係とは、少し違う形になってしまいます。

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