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夫婦カウンセリングがすぐに向かないケースとは?―個別相談から始めたほうがよい場合―
こんにちは。
夫婦カウンセラーの北村です。
夫婦カウンセリングを検討される方の中には、
「すぐに第三者を入れて解決したい」
そう考えて来られる方が多くいらっしゃいます。
ですが、夫婦カウンセリングは扱い方を間違えると、
かえって問題をこじらせてしまうケースもあります。

●夫婦カウンセリングで扱えるテーマ
夫婦カウンセリングが有効なのは、
「二人で話し合う目的が明確なとき」です。
たとえば、
・価値観の違いをどう捉えて整理していくか
・ケンカが絶えない夫婦のコミュニケーションの取り方
・修復出来るかどうか、専門家の意見を聞きたい
・不倫発覚後、した側/された側が事実を共有したうえで、どう再構築していくのか
このように、事実関係が一定整理されていて、
「相手を変えるため」ではなく、
「二人の関係をどう扱うか」を考える段階であれば、
夫婦カウンセリングは力を発揮します。
●夫婦カウンセリングより、別の進め方が合いやすいテーマ
一方で、次のようなケースでは、
いきなり夫婦カウンセリングに入るよりも、
個別で整理する時間を持ったほうが良い場合があります。
・問題の事実について、認識が大きく食い違っている
・相手に謝罪や、認めさせたい思いが強い
・責任の所在をハッキリさせたい
・強い怒りや不信感があり、対話が成立しにくい状態
この段階では、
本人たちは「整理したい」と思っていても、
説得や対立の場になってしまうことも少なくありません。
●依存症・DVなどは「夫婦の問題」にしない
特に注意が必要なのが、
・アルコール依存
・ギャンブル依存
・DVや強い加害性があるケース
これらを「夫婦の話し合いの問題」として扱ってしまうことです。
こうした問題は、
まず本人が専門的な支援や治療と向き合う必要があり、
夫婦カウンセリングは主軸ではなく、補助的な位置づけになります。
これは「夫婦で向き合う価値がない」という意味ではありません。
この段階で夫婦カウンセリングを行うと、
支える側が問題を背負い続ける=共依存の構造が強まってしまうことがあります。
そのため、
まずは個別で課題を分けて整理することを大切にしています。
●まとめに
夫婦カウンセリングは、
適したタイミングとテーマで使えば、とても意味のある時間になります。
ただし、夫婦で課題を分けることも、
大切な支援のひとつだと考えています。
まずは個別で整理するところから丁寧に考えていく。
それが、遠回りに見えて、結果的に一番の近道になります。
夫婦カウンセリングについて詳しくご紹介しています。
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