浮気・不倫問題~よくあるご質問①


こんにちは。
夫婦カウンセラーの北村です。

ご相談の多い、浮気・不倫問題について、
よくある質問をQ&Aにまとめてみました。

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法律



Q. 不貞の立証に使える証拠は?

A. 裁判で不貞の立証をするには、客観的な証拠が必要になります。
一番有効な証拠は、不貞と分かる写真や動画ですが、必ずしも調査機関の報告書でなくてもかまいません。
クレジットカードの利用明細や領収書、メールやSNS、通話記録、配偶者が事実と認めた発言の録音データ、第三者の証言など、状況証拠を積み重ねることで証明できることもあります。

但し、パソコン・スマホのIDを不正に利用して得た証拠や、盗聴テープなど、法に触れるものは認められません。


Q. 離婚しなくても、不倫相手に慰謝料請求出来る?

A. 離婚するしないに関わらず、不貞相手に慰謝料を請求することは出来ます。
慰謝料の請求には時効があって、最後の不貞行為を知ってから3年です。
但し、不倫相手との関係が始まる前から夫婦生活が破たんしていた場合には、慰謝料請求は認められません。


Q. 不倫をした有責配偶者でも、離婚請求はできる?

A. 有責配偶者とは、離婚原因を作り、結婚生活を破たんさせた一方の配偶者のことを言います。
以前は有責配偶者からの離婚請求は一切認められませんでしたが、現在は、夫婦関係が完全に破たんしている状態で、法律上だけの夫婦でいることは必ずしも人間的ではないという考えから、以下のような場合は認められるようになってきました。

1. 別居期間が長期に渡っている(少なくても5年以上)
2. 夫婦間に未成熟の子どもがいない
3. 離婚により、配偶者が精力的、社会的、経済的に過酷な状況にならない


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