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モラハラ加害者に共通してみられる特徴
こんにちは。
夫婦カウンセラーの北村です。
近年はメディアでも多く取り上げられるようになり、もはや社会問題化しているモラハラ(モラルハラスメント)。
モラハラとは、言葉や態度によって、巧妙に人の心を傷つける精神的な暴力です。
今回は『モラハラ加害者に共通してみられる特徴』について皆さんとシェアしたいと思います。
~モラハラ加害者に共通してみられる特徴~
□ 家族の絆や友情、愛情、職業的良心などを盾にとって、他の人々に罪悪感を抱かせる
□ 他の人々に、常に完璧でなくてはならず、決して意見を変えてはならないと思わせたり、要求や質問にはすぐに答えなければならないと思わせる
□ 他の人々に性質、能力、人格を疑う。批判し、けなし、裁く
□ 自分の責任を他の人々に押し付ける
□ 会話の途中で主題を全く違うものに変えてしまう
□ 自分の要求を隠すために、一見論理的な理由を持ち出す
□ 人の言うことを歪めて解釈する
□ 自分に対する批判は認めようとせず、明白な事実も否定する
□ 暗に、あるいはあからさまに、脅す
□ 相手の状況によって、意見、態度、感情などを変える
□ 嘘をつく
□ 他の人々の無知に付け込んで、自分のことを優れていると思わせる
□ 自己中心的
□ 言うことは論理的で筋が通ってるが、その態度や行動、生き方は、それと正反対
□ 他の人々の権利や要求、欲求を考慮しない
□ 周りの人々に不安や不自由さを感じさせる
(「こころの暴力 夫婦という密室で支配されないための11章」イザベル・ナザル=アガより)
夫婦間モラハラは、第三者の介入がない突破口のない問題です。
被害者は、初めは自責しやすくモラハラに気付きませんが、
もし気付いても、1対1の話合いでは相手にねじふせられてしまいますし、
離婚といっても、相手は離れていくあなたのためにお金を出そうとはしないでしょう。
またモラハラに耐え続けることで、心の病になりやすく、
どうにか離れようとしても、いつの間にか共依存に陥るケースも少なくありません。
モラハラは、一人じゃなく "誰かと一緒に考えていく" ことが大切なポイントです。
➡モラハラをする人は、パーソナリティ障害?
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