すまいるBlog
2020.10.05
カテゴリ:モラハラ
夫婦間のモラハラに気づきにくい理由は?
こんにちは。
夫婦カウンセラーの北村です。
夫婦間のモラハラ問題。
夫婦関係に違和感や恐怖感を感じながらも、なぜパートナーのモラハラに気づかないケースが多いのでしょうか、、、
その理由は、モラハラをする人は外で『とても良い人』でいること。
結婚前は、自分にもとても優しい人だったこと。
そして結婚してからも、家で常に不機嫌なわけではありません。
時々は優しい振る舞いをしてコントロールしていますので、
被害者は ”相手が怒るのは、自分のせいではないか...” と思ってしまうのです。
また、被害者が精神的に孤立してしまうことも理由の一つ。
例えば、
身近な人に相談をしても、単なる夫婦喧嘩と捉えられてしまうと、段々と相談することをやめてしまいます。
そうすると渦の中に入ってしまい、自分たちを客観視できなくなってきます。
こんな心理に当てはまることはありませんか?
(ここでは、モラハラ被害者を妻に例えます。)
◆モラハラ被害者が陥りやすい心理
- 夫の顔色をいつも気にしてしまう
- ちょっとしたミスも、叱られたり不機嫌になるのでは、と思ってしまう
- 夫の帰宅時間になるとソワソワしてくる
- 夫の提案したイベントや旅行に行きたくない
- 自分の仕事や、友達との会合で帰りが遅くなるとハラハラする
- 夫が休日に家にいると気が重い
- 自分の考えが全く伝わらないので、話すのを諦めるようになった
- 夫が不機嫌にならないよう、子供を叱ってしまう
- やりたいことがあっても「許可」が必要なので言い出せない
- 仕事や一人で外出している時は、生き生きしてくる
このような心理が日常化していたら、
自分がパートナーからモラハラを受けていないか考えてみて下さい。
分からない時は、どうぞご相談下さい。
モラハラを一人で我慢していても、ますます状態は悪化してしまいますし、
何より毎日が辛いですよね...
また、モラハラは子供にも連鎖します。
夫婦間のモラハラ問題は、出来るだけ早く対処していくこが大切です。
夫婦関係カウンセリング
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